久々にブログを復旧させた謎の人のブログ

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涼宮ハルヒの戸惑

持っている方は参考にどうぞ
「あ、キョン。いいところに来たわね。ちょっとこっちにいらっしゃい!」
 放課後いつものように部室に顔を出した俺は、早々にハルヒに捕まってしまった。何だろう、面倒なことでなければいいんだが。
「何だ一体?」
 見れば、ハルヒはPS2のゲーム『涼宮ハルヒの戸惑』のディスクを手に、そのタイトルの通りに少々戸惑っている様子であった。
「あたしのゲームの中のセリフで、ちょっと確認したいとこがあったんだけど、一々ゲームするのも面倒くさいじゃない? で、ひょっとしたらパソコンで必要なところだけ聞けるかと思って調べてみたんだけど、わけわかんないファイルしかないのよ!」
 ま、そりゃそうだろう。
「ああもう、腹立つわねえ。キョン、今すぐになんとかしなさいよ」
 そんなこと言われてもな。
「まあ待て、ちょっとパソコン借りるぞ」
 そういって団長席のパソコンの前に陣取る俺であった。といっても自分でどうこう出来るわけでもない。ここは他力本願ではあるが、この手のものは誰かが既に作っていると相場が決まっているのだ。
 少々悪戦苦闘したものの、なんとかネットの検索で、それらしいブツを発見することができた
 
 melan_vc.exe
 fileTMoSHP.zip
 
「ほほう。これがそのツールですか」
 って、古泉。相変わらず顔が近いぞ!
「失礼しました。しかし、さすがですね、あなたも。これほどまでに素早く涼宮さんの願いを叶えてしまうとは」
 なんのことだかな。まあ、とりあえず起動してみるか。
「『IMGファイルを指定してください』? おい、ハルヒ――」
「なによ? キョン。まだなの?」
「いいから、そのゲームディスクを貸してくれ。それがないことには始まらん」
 アヒル口のハルヒからディスクを受け取り、パソコンのドライブにセットする。さて、DVDドライブは、と。
「おや、拡張子がIMGのファイルが二つありますね。どちらを指定すれば良いのでしょう?」
 こういうときはアレだ。ファイルの大きさとかみれば何か解りそうなもんだ。
 右クリックでファイルのプロパティを調べる。でかい方のファイルは小さい方の百万倍以上あるぞ、これ。まあ、音声とかのデータって結構サイズを食うものだから、多分この『MELAN.IMG』の方でいいんだろう。
「はて…………結構時間が掛かりそうですね」
「そうだな、進行具合がパーセント表示されているが、これだとかなり待たされそうだな」
「もう、キョン! なにモタモタしてるのよ?早くしなさいよ」
 だから、それを俺に言われても困るんだが。
「あのぅ、もうしばらく時間が掛かるようでしたら、お茶でもいかがですか?」
 と、天使の救いの如きメイド朝比奈さんの癒しのお茶の登場と相成った。いやあ、本当に助かります。
 
 それから数分後、ハルヒがガブガブと数杯のお茶を飲み干した時点で、ようやく進展があった。
 ちなみに、実行プログラムのあるフォルダを見てみると、なにやら『MELAN.csv』というファイルが出力されていた。覗いてみると一万六千行以上ある。どうやらファイルリストのようだ。
「これはどうやら表計算ソフトで使用される形式みたいですね。しかし、何故このようなものが……?」
「まあ、そんなのはどうでもいいじゃない、古泉くん。さあ、キョン。さっさと再生しなさい!」
 はいはい。と俺は『再生』とかかれたボタンを押す。ポチっとな。
『ゲームを作るわよ!』
 何度聞かされたか解らない、あのセリフが再生された。思わずコントローラを放り投げたくなった方も多いだろう。ご愁傷様である。
 さて、しばらく操作してみるものの、なんせ一万六千以上の音声ファイルである。どこになにがあるのかサッパリ解らん。肝心のファイル名らしいものも数字の羅列で、誰のセリフかすら見当が付かん。
「まあ、いいわ。ところでキョン。音声ファイルはどうやって保存すればいいの?」
 はあ? 再生できればそれでいいんじゃないのか?
「ダメよ。ちょっと使いたいことがあって――ってなによ、その顔。べ、別にあんたのセリフを着信音にとか、そんなことなんてするわけないでしょ!」
 俺は何も訊いてないわけなんだが、ハルヒは真っ赤な顔でなにやら弁解している。
「ところで、この『にょろ~ん』というチェックボックスはなんでしょうか?」
 ふーむ、なんとなく意味ありげに存在しているものの、選択できないってのが如何にも怪しいな。まさか、これをチェックすればファイル出力可能になるとか。でもどうすれば選択できるようになるんだ?
 おい、長門。――ってあれ? そういえば長門はどうしたんだ?
「あ、あのぅ、長門さんならコンピュータ研に行くって、かなり前に出て行ったきりなんですけど……」
 やれやれ、長門なら何か解りそうだと思ったのにな。
 結局、その日はただハルヒのフラストレーションを増大させるだけで終わってしまうのであった。
 オチ? そんなものありゃしねーよ。
 
 
 
 
 
 
 
 ところで、長門のことなんだが、どうやらコンピ研で部長氏その他の面々に頼まれて、まさにこのツールを解析していたのだそうだ。偶然ってのは恐ろしいもんだね。
「次回起動時からはCSVファイルが存在すればほぼ即座に起動完了する模様。なお、このCSVファイルの各行にセリフ内容を追記すると、ツール上でそれが表示される。おそらく作者が他者による入力を期待しての仕様だと思われる」
 そうか。ところで、ファイル出力の方法はどうなんだ?
「それは…………内緒」
 って、おい。
「わたしとしては、おまけについてきたプログラムに興味がある」
 そういえばそんなものもあったな。機会があればそのうち解説頼むぜ。
「了解」
 
 ちなみに、DLパスワードは半角で『harunyan』だ。間違えないようにな。って、何だか恥ずかしいな、おい。

 長門が例のツールの音声ファイル出力の方法を知っていることを聞いたハルヒは、何とか教えてもらおうとあのとこの手で働きかけているらしい。
「ねえ有希、あたしにも教えてちょうだい。音声をファイルに残すやり方。いいでしょ?」
「…………」
 無言で俺の方を見続ける長門、って俺に許可を求めているのか? 昨日はお前が俺に『内緒』って言ったんだろう。
「…………」
「そうだ有希、今度C○C○壱番屋で『うまこくあさりカレー』の千三百グラム十辛を奢ってあげる――ってキョンが言ってるわ」
 ちょっと待て、なんだそりゃ。
「了解した。詳細を解説する」
 って、即決ですか、長門先生。
 
 
 
・テキストエディタ(メモ帳)で実行ファイルと同フォルダにある melan_vc.ini を開く。
 
・下記二行をファイル末尾に追加して保存する。
 
WAVEPATH=D:\melan
MEGASSA_NYORO_NYORO=1
 
 ただし「D:」となっている部分はお手元のPCでの十分に空き容量のあるHDDのドライブ名を指定する。
 
・上記で指定したドライブにフォルダを作成する。指定ドライブが「D:」の場合、
 
D:\melan
D:\melan\vc
 
 階層はどうなっていても構わないが、「WAVEPATH=~」で指定したフォルダ中に
 「vc」というフォルダが存在することが必須。
 
・ツールを起動して「にょろ~ん」チェックボックスが選択可能になっていれば準備完了。
 
・再生ボタンを押したときに「にょろ~ん」がチェック状態の場合、指定した「vc」フォルダ中に音声ファイルが出力される。
 
・音声ファイルは常識の範囲内で個人的な使用に留めるべき。
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[ 2011/05/10 12:47 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)
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Iria

Author:Iria
メインノートPCスペック;Corei7 3630QM 2.40GHz RAM 16GB HDD 1TB SSD 1TB VRAM
GTX765MX 2GB Win7 Ultimate 冷却システム;空冷

過去メインPCスペック;PenEX 4.95GHz RAM 2GB HDD 500GB VRAM GT220 1GB WindowsXP 冷却システム;水冷 

鯖PC(ハルヒノート)スペック;Core2 Duo 1.76Ghz RAM 2GB HDD 150GB VRAM オンボード256MB win7 Ultimate 冷却システム;空冷 ←2014/8/29メンテナンス復旧
※ノートPC寄付者募集(サーバーに使用)

サブノートPCスペック;Corei5 520M 2.92GHz RAM 8GB HDD 500GB VRAM
GT335M 1GB WinXP Pro&Win7 Ultimate 冷却システム;空冷 ←現在手元になし


ブログに書くのはSS関連ばかりですが、何卒よろしくです。

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